バイクにも乗れず女にも乗れず
30歳を過ぎて新しいことにチャレンジしてみたくなった。 それはバイクに乗ること。思い立ったが吉日ってヤツで、近場の教習所へ手続きに。最初は「高校生のヤンキーに絡まれたらイヤだな~」なんてチキンなことを考えていたが、そんなことは無く、初日は基本的な操作を教わって終了。翌日には実際に運転することとなった。 よし、ライドオン! しかし、バイクに乗ろうとする僕にブービートラップが発動した。僕の脚は一般人よりも短かったのだ。右脚をシートにぶつけて、そのまま転倒!そして、地面に左わき腹を強打!い、息が出来ない!わき腹の痛みを我慢して何とか教習を終え、喫煙所で一服してたが、いつまでたってもズキズキ。翌日にはズッキンズッキン。大きな青アザ浮かび、呼吸するのもシンドイくらいだ。 慌てて整形外科へ行くと「アバラが折れてるね。全治2週間だよ。激しい運動は絶対ダメ」とドクター。それから数日はほぼ寝たきり状態で、ようやく普通の生活が出来るようになった頃、悪魔の誘惑がやってきた。 「風俗行こうぜ」という友人からのメールだ。 エロライターの看板を背負っている僕としては、これを断ることは許されない。テーピングと湿布を剥がして、横浜の某ヘルスに友人と直行した。 僕はギャル系の目がクリクリしたキュートな女のコを指名。いざ服を脱ぐと「アザがあるけど大丈夫?」と心配そうに僕を見つめる。「う、生まれつきなんだ…」。いや、そんな奴ァいない。必死の言い訳だ。 テーピングと湿布を剥がしたせいで、わき腹がモーレツに痛くなってきた。アソコをチュパチュパされていても痛い。 「私の素股、評判いいんだよ」 女のコは騎乗位の体勢になった。でも、腰を振る度に激痛が走る。すると、プチっという音が聞こえた。それと同時に今までに無い激痛が。そうか、ドクターが言ってたっけ。「激しい運動は絶対ダメ」って…。結局手コキでフィニッシュ。2週間以上経った現在、僕は未だ教習所へ行けず、痛みに耐えながらこの原稿を書いている。